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輸入住宅総合展示場 アイホーム工事日記④
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
4回目となりました【輸入住宅総合展示場 アイホーム工事日記】!
今回はいつもと趣向を変えて、ツーバイフォー特有の材料について少しお話ししたいと思います。
ツーバイフォー工法特有の材料 「NC釘」について
ツーバイフォー工法では、部材を釘によって接合する方法を基本としているので、
釘の正しい使い方が建物の安全性に直接的な影響を与えることになります。
ということは、ツーバイフォー工法のお家を建てる上で何よりも大切になってくるのが
1つ1つの釘がしっかりと打たれているということです。
このため、各構造部位ごとに使用する釘の種類・本数・打ち方が細かく決められており、
サイズや用途別に釘にカラーリングが施されています。
なぜなら、一度釘を打ち込んでしまうとどの釘を使用したかを確認するのはとても難しいので
確実にチェックできるように考えらたシステムなのだそう。
色分けをすることにより、釘打ちの漏れや間違いを防ぎ、釘を打つ間隔や使われる釘の量、
釘の打ち方も比較的簡単に確認することができるようになります。
ちなみに、ツーバイフォー工法では在来軸組工法の
約4倍もの釘が使用されているともいわれています。
CN-90…長さ88.9mm、赤色
CN-75…長さ76.2mm、青色
CN-65…長さ63.5mm、黄色
CN-50…長さ50.8mm、緑色
右端の釘(シルバー)は金物用
色分けに使われる塗料は、打込み時の摩擦熱で溶け、接着効果をもたらすそう。
このロールの状態で下写真の高圧ロール釘打機に装てんします 。
装填するとこんな感じ!
なかなかかっこいいですよね!
金槌による釘打ちはトントントンという感じですがこの高圧ロール釘打機は
パンパンパンと激しい音と共に一気に打込まれます。
(外壁下地材に打込まれたCN-50…長さ50.8mm、緑色)
いかがでしたでしょうか?
あまり技術的な話は書かないのですが、
これからはたまにはこのような内容も載せていきたいと思っています。
総合展示場のアイホームも9月末のプレオープンに向けてほぼ外観は出来上がりました。
現在は内部の造作中。
まだまだ進捗をアップしていきますので、お楽しみに!