みなさん、いきなりですが、レンガの歴史をご存知ですか？ 

今日は、少しだけレンガの歴史について話しをしたいと思います。

レンガは紀元前4000年頃前から作られています。

最初にできたレンガは、土を型枠に入れて成形し天日干しをした「日干しレンガ」。

これが建築の歴史の始まりともいわれています。

メソポタミア文明で栄えたチグリス川・ユーフラテス川にわたる広大な範囲でレンガが発展していったそうです。

そして現在でも、中東を中心とした地域で日干しレンガの建物をみることができます。

紀元前3000年頃には日干しレンガに「焼く」という工程の入った「焼成レンガ（しょうせいれんが）」が現れます。

エジプトからレンガ技術が地中海沿岸・インド・中国に伝わり世界中に広まっていきました。

この焼成レンガがいわゆる「レンガ造りの家」のルーツです。

最も古いピラミッドの中には、内部の壁にレンガを使い外壁を石で仕上げているものもあるそう。

ちなみに、その頃エジプトで使われていたレンガの寸法は現在しようされているのもの大変近いんだそうです。

約5000年以上前からあるレンガは、いわずもながその歴史はとても古く、先人たちの知恵が多くあります。

その知恵が現代の家にも多く活かされているのです。

次回は、レンガの特徴についてのお話をしたいと思います。 

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